いよいよ迎えた9月8日。天気は晴天、仏滅。
午前9時からスタッフに集まってもらい、各会場の準備へ。各会場のスタッフ代表にトランシーバーを渡しておき、「何かあったらこれで連絡してくれ!」とお願い。
…渡して数分、早速トランシーバーから悲鳴。
「○○がありません!」
「△△を用意してもらえませんか?」
「□□って設置した??」
イベントは、いくら事前に入念にチェックをしても、必ず漏れがあるもの。先輩方にはそう言われていましたが、多くないか…?
はい、準備不足ですね!…反省します。だからトランシーバーは黙っててください。
そう願いながら、各会場を行ったり来たり。私は学生用と事務局用の2つのトランシーバーを持っていたのですが、途中から学生用が鳴ったのに事務局用に応えようとしたり、鳴ったような幻聴が聞こえたりしました。最後には事務局に置き忘れてみたり。連絡取れないっつーの!
…慣れないものを持つのは大変ですね。語尾に「どうぞ~?」って付けるのも結局慣れなかった。「もしもし?」とか言ってました。明らかに不審者。
まあそんな話は置いといて、各イベントを写真も含めてお話しましょう。
技大からは科学サークルTECが参加してくれました。
ダイラタンシー現象(物体の内部に力がかかり、液体の状態から固体に変化する現象です。一時期テレビで片栗粉を使ったダイラタンシーが話題になりました。)の実験や、天秤の実験を披露してくれました。見学者には未来の技大生候補?もいて、興味深そうにお話を聞いていました。
惜しかったのは、時間がうまく噛み合わなかったこと。まちキャン主催の講座と講座の間を予定していたのですが…予定通りには行かないものですね。
実験ショーの回数ももっと多くてもよかったかもしれません。今後、まちキャンの講座として実験ショーをやってもらうというのもいいかもしれませんね!
また、今回のイベントとは関係ありませんが、TECは定期イベントとして、昔懐かしいミニ四駆の大会を行なっています。私の世代がばれてしまいますが、かなりアツい大会ですので、興味のある方はぜひどうぞ!
造形大の出張授業ですが。まちキャンの窓口のある4階よりも、さらに上の5階にて開催。
集客に苦しみました…。ゴメン、場所が悪かった!
ただ、参加した人達はワイワイと楽しんでくれたようです。
雑誌を切り抜いたり、絵を描いたりしてポストカードを作ったのですが、中には雑誌をそのまま読みふける人も…まぁそれも一つの楽しみ方か。
作品展示は、造形大の有志によるもの。写真には納まりきっていませんが、他にも可愛い小物や、ライブの写真なんかが展示されていました。
まちキャンを盛り上げてくださり、感謝感謝です!
生産して…
審査を通ったら、
お金をゲット!
あざーっす!!
貿易ゲームってご存知ですか?
『紙(資源)や道具(技術)を不平等に与えられた複数のグループ(国家)の間で、できるだけ多くの富を築くことを競う、貿易のシュミレーション・ゲーム』だそうです。
これ、本当によくできたゲームです。『世の中の不条理さ』も体感できるらしい…。
国連により、世の中のルールだって変えられてしまいます。
吉と出るか、凶と出るか…?
長岡大学の学生さんがプレイヤーとして入ってくれたため、問題もなくスムーズにできました。
中には終わった後にまた受付をして、連続でゲームに参加する人もいたらしいです。大人気!!
長岡大学の学生さん、本当に準備に抜けがありません。見習いたいです…。
パソコンによるコンビニ経営ゲームです。
余程のことがない限り倒産することはないとのこと。
私がやったら、変わった(=的外れな)キャンペーンばかりやって、潰してしまう自信があります。
こちらはまちキャンの窓口の近くに設置されていて、ふらっと立ち寄った方も多かったようです。
笑顔の素敵な学生の丁寧な指導のもと、着々とコンビニは経営されていました。
いらっしゃいませ~。
長岡大学の学生サークルNaMEC(ナメック)が経営する『カフェるぽ』、まちキャンにて特別開店です。
マダムに定評のある店長・通称『ウォーリー』が、涼みに来たお客さんに癒しのひとときを提供していました。ブースで販売しているお菓子を可愛くデコレーションして、飲みものを付けて提供したのですが、歩き疲れた体にすごく効くんです!個人的にお客さんとしていただいたのですが、本番前に試食した時よりも美味しくなっていました。お客さんにも大好評!
ちなみに…残念ながら写真にウォーリーは写っていませんので、実物を見たくなったそこのマダムは、ぜひ長岡大学へ足を運んでみてください。
※お菓子の準備については、さらに『番外編』として追記したいと思います。乞うご期待!!
1階のスクエアでは、高専生の皆さんが3つの出張授業を行なってくれました。
高専生は、来てくれたお客さん一人ひとりを、とても大切にしてくれます。
ダンボールで作った橋を壊すパフォーマンスは、かなり見ものだったようです。
そう、例えお客さんが目の前の一人でも…。
ホコ天が始まる時間帯になると、お客の入りも増えたようです。最終的に、来場者数は約50人。
まちキャンの前の通りはホコ天のブースの裏通りになってしまっていたため、歩行者が少なかったのですが、そんな中でこの人数が来てくれたということはすごいことだと思います!
ありがとうございました!!
・他の飲食ブースの向かいに配置されたこと
・この日が暑かったので、焼き菓子を買うお客さんが少なかったこと
この2つが原因で、ブース販売は大苦戦でした。
しかし!売り子さんはめげません!!
試食を進めてみたり、お客一人ひとりに声をかけてみたりで…結果、来場者数は126人。
これ、ホントに快挙だと思います。
やっぱり、学生さんの元気な姿を見てお客さんが集まったんでしょうか?
あっつい中、お疲れ様でした!
午前10時から午後5時半頃まで続いた、音楽とちょび髭。
ちょいちょい企画者が聞いた情報を加えながら、時系列で見ていきましょう。
まず、一番手で出演してくれたのが、技大の【Street Style】。
『フリースタイル・フットボール』を取り入れていたのが印象的でした。
他にもAKBやプリキュアなど、バラエティ豊か。
MCも上手で、ホントにトップバッターとして最高でした。
続いて、造形大の【No Wall Digger】。
突然のお願いで、ホコ天のパフォーマンスにも出演してもらいました。
男性陣大盛り上がりです!見惚れるもんね!!
写真には写っていませんが、男性もソロで踊っていたんですよ。
うまく言葉で表現できないんですが…何と言うか、別格でした。
動画がまちキャンにありますので、見たい方は直接いらっしゃって
ください。
ダンスのあとは、バンドが続きます。
長岡大学の【パン屋】。
実家がパン屋の人がいるから、このバンド名が付いたとか。
私の大好きなMUCC、歌ってくれましたよ。
鳥肌もんでした。
技大の【浜焼き】、
長大の【Legend of big marror】と続いて…
技大の【すーぱーふらい】。
ボーカルがSuperflyを歌いたくて、メンバーを集めたんだとか。
ボーカルの声が、他の音に負けてないんです。
ハッキリと耳に届く声。これは才能ですね!
ちなみに、ボーカル曰く、「ギター担当はプロ並」なんだとか。
市内の音楽イベントに借り出されることもあるんだそうです。
そして、午前の部のトリを飾るのは、長大の【SYMPHONY
SYNDROME】。
驚いたんですが、このバンドのドラムは、長岡大学の出演バン
ドに全て出ているんです!
しかも、出演するバンドによって、演奏する楽器が違う!!
彼とはイベントの途中で話したんですが、好きなバンドが割り
と似てました。
そうゆう時って嬉しいですよね~。
そして、会場がホコ天に移ります。
ホコ天でパフォーマンスをしてくれたのは、技大の【悠久太鼓愛好会】
と、造形大の【転太鼓舞】。
どちらの団体も非常に礼義正しく、演奏終了後にお礼の挨拶に来てく
れました。
こっちは会場を移動してもらい、迷惑ばかりかけたのに…ええ子達や。
そして、ろくに挨拶もできずごめんなさい…。
さぁ、また会場をカーネーションプラザに戻して、午後の部のスタート
です!
午後の部は技大の吹奏楽部で、華やかにスタート。
おそろいの衣装とスコアから、仲良し感がにじみ出てますね!
吹奏楽が続きます。お次は造形大の【甘楽】。
当初は数人のアンサンブルの予定だったのですが、急遽高専のブラスバンド
部を加え、ビッグバンドにしてくれました。
メンバー集め、大変だったと思います。どうもありがとう!
バンドに戻って、技大の【戯言】。
戯言のパフォーマンスは、写真じゃ伝わりません。
動きが激しすぎて、ぶれていないものを探すので精一杯でした。
繰り返しますが、まちキャンに動画がありますので、
ぜひお越しください…。
そして、造形大の【まくら】。
今回のイベントでは珍しい『癒し系』です。
男女のボーカルで、会場を魅了します。
しかし注目すべきは、ドラムの後ろで揺れる風船。
このバンドの雰囲気を象徴している気がします。
造形大の【Sound Scape】。
このバンドは他大学からも定評があり、個人的に注目していました。
定評どおりのサウンド。観客の煽り方も上手で、じっくりと聞きほ
れる感じでした。
前の二人は、今回のイベントのPA(=音響)のほとんどをまかなっ
てくれていて、この二人がいなければ音ちょびはできなかったとい
っても過言ではありません。
(そしてすーぱーふらいのギターさん、どうもありがとう。)
ドラムも力強いですよ~。出だし間違えてしまいましたが、それを
挽回して余りあるくらいのパフォーマンスでした。
そしてイベントの締めは、なんとガールズロックバンド!
造形大の【キョンシーカンバゼーション】と、【あぶー】です。
プログラムを組んだのは偶然ですが、なんとなくまとまりの
ある感じになりました。
あぶーは客を前に呼び込み、盛り上げる。
SURFACEの『さぁ』で会場を沸かせます。
個人的には、すっごく懐かしかったです。
そんなこんなで、大盛況に終わった音ちょび。
最後に、出演した方にはわかるとっておきの写真を紹介します。
…“カーネーションプラザの柱”!!
もとはデパートだからとはいえ、ちょっと邪魔だったよねぇ~…。
用意したおにぎりの数、140個。
米で言うと、約3升。
満たされた気持ち、プライスレス。
イベントのアフターパーティーとして、学生交流会をまちキャンで行ないました。
事前に各自に参加確認をしたところ、参加人数はおよそ130人。
オードブル、お菓子、飲み物の準備にも実はドラマがありましたが(これも『番外編』で…)、何とか学生さんの交流を深めることができました!
今後、学校間でバンドがコラボしたり、各サークルの交流が深まったりすればいいなぁと夢見ています。
そして、皆さん後片付けが早い!!みんなで協力し合って、あっという間に現場復旧。ここは大人も見習うべきところです。「誰かがやってくれるじゃなくて、自分がやる。」…そんな学生さんの心構えが現れていました。
最後に、オマケ企画として『寄せ書き』を書いてもらいました。
完全に企画者の思いつきで、テーマは『今日どうだった?』…という非常にざっくりしたもの。もう考える気力がなかったんですね。そんなアバウトな企画に、みんな協力してくれました。
イベント終了後、寄せ書きをじっくり眺めてみると、こんな意見がちらほら。
・来年はもっといい映画をつくります!!
・来年こそリベンジします!!
・2周年が楽しみです!!
・来年はもっと盛り上げていこう!!
…ん?来年またやることはほぼ確定か!?
正直全く考えていませんでしたが、このイベントをきっかけに、学生さんにまちキャンを覚えてもらえるなら、定期イベント化するのもいいんじゃないかなぁと思いました。
※最後に、レジェマラと悠久太鼓愛好会のいい写真がなく、アップできなかったことを海より深くお詫び申し上げます。