橋梁メンテナンスことはじめ
(5回連続講座)
川の多い長岡市には橋が多くあります。適切に管理しないとその機能を維持できません。虫歯と同じで、異常の早期発見・早期措置、そのためには私たち自身が橋に関心を持ち、見守ることが大切です。私たちにできる橋梁メンテナンスの最初の一歩を学びましょう。
講座紹介
コーディネーター | 長岡工業高等専門学校 助教 白井一義 |
受講料 | 5回で3,000円 |
定 員 | 30名(先着) |
申 込 | 講座は終了いたしました。 |
各回のテーマ
①橋の仕組みと健全性
日 時 | 2023年5月15日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡工業高等専門学校 教授 井林康 |
内 容 |
世界各地で起きる落橋事故。メンテナンス不足で生じる事故を無くすため、国内では72万橋に及ぶ道路橋のすべてを5年に1回点検する取り組みが始まっています。その結果分かった橋の健全度とは?橋の基本的な仕組みとともに話します。 |
②鋼橋の損傷とメンテナンス
日 時 | 2023年5月22日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡工業高等専門学校 教授 井林康 |
内 容 |
軽いけど丈夫な構造の鉄でできた橋、鋼橋。長岡市のシンボルの長生橋もこの構造です。軽いのになぜ丈夫なのでしょうか。その仕組みと鋼橋の大敵である腐食による劣化事例、予防方法を話します。長生橋の補修についても紹介します。 |
③コンクリート橋の損傷とメンテナンス
日 時 | 2023年5月29日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡工業高等専門学校 教授 陽田修 |
内 容 |
重いコンクリートを使って、どうして長い橋が架けられるのでしょうか。その秘密は、鉄とコンクリートの特徴をうまく組み合わせた構造にあります。コンクリート橋の大敵である塩害などによる劣化事例、予防方法を話します。 |
④REIM長岡高専 -インフラメンテナンス人材育成システム-
日 時 | 2023年6月4日(日)14:00~15:30 |
場 所 | 長岡工業高等専門学校(現地集合) |
講 師 | 長岡工業高等専門学校 助教 白井一義 |
服 装 | 動きやすい靴、雨具(雨天時) |
内 容 |
長岡高専では、今後急増する社会インフラのメンテナンス需要に応えるため、若手や異分野出身の技術者を対象としたリカレント教育を行っています。そこで使用している実際の教材を使って、普段見ることのできない橋梁の断面を見てみましょう。 |
⑤これからの橋梁メンテナンス
日 時 | 2023年6月12日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡工業高等専門学校 教授 井林康 |
内 容 |
膨大な数の橋梁メンテナンスを今後どのように行っていくのでしょうか。新技術による点検省力化の手法のほか、市民による身近なメンテナンス事例を紹介します。人口減少時代に求められるインフラ維持管理とはどのようなものかを考えていきます。 |