空に憧れて、翼に憧れて
(5回連続講座)
飛行機はどうして飛ぶのだろう?どうやってつくるのだろう?なんであんな形をしているのだろう?将来どうなるのだろう?航空工学の最前線のスペシャリスト達が、ライト兄弟に始まった飛行機の歴史から、未来の飛行機までを、裏話や開発秘話も交えて紹介します。
講座紹介
受講料 | 3,000円 |
定 員 | 30名(先着) |
申 込 | 講座は中止となりました |
①飛行機に働く空気の力を推定する
日 時 | 2020年5月13日(水)18:45~20:15 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 主任研究開発員 上野真 |
内 容 |
飛行機は空気の力で浮かんでいるので、飛行機をつくろうと思ったら飛行機にどんな力がどのように働いているのかを知らなければなりません。より良い飛行機をつくろうと思ったらどうすればよいのでしょうか?飛行機がどのような機械なのかを考えながら、飛行機が飛ぶときに働く力を推定する方法について考えてみましょう。 |
②航空機の環境適合性について
日 時 | 2020年5月20日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 金沢工業大学 准教授 佐々木大輔 |
内 容 |
さらなる成長が見込まれている航空機産業。環境適合性の高い、つまり地球に優しい航空機が望まれています。最新のジェットエンジン技術に着目しながら、騒音の話題を中心に環境適合性向上に向けた取り組みの現状について学んでみましょう。 |
③ボーイングでの日々と次世代超音速旅客機への挑戦
日 時 | 2020年5月27日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 元ボーイング研究員(前JAXA客員研究員) 楠瀬一洋 |
内 容 |
1903年のライト兄弟の初飛行以来、航空機は目覚ましく発展しています。旅客機の分野では、1960年代のジャンボ機の出現により大量輸送の時代が始まりました。しかし、“より早く飛ぶ”の観点から見ると、運航終了を余儀なくされたコンコルド以降、超音速旅客機は就航していません。その要因を考えてみましょう。 |
④小型無人飛行機の開発と世界の動向
日 時 | 2020年6月3日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡技術科学大学 教授 中山忠親 |
内 容 |
ドローンに代表される小型無人飛行機の利用がさまざまな分野で検討されつつあります。その動向を紹介するとともに、実際にモンゴルと新潟で無人飛行機を飛ばした経験についてお話しします。また、新潟県での航空機産業育成に関する最近の動向についても紹介します。 |
⑤飛行機設計における数値シミュレーション技術の活用
日 時 | 2020年6月10日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡技術科学大学 准教授 山崎渉 |
内 容 |
最近、子どもの習い事として「プログラミング」が上位にランクインしています。そのプログラミングを用いた数値シミュレーション技術は、現代の飛行機設計においても欠かせないツールとなっています。その内容や活用事例について紹介し、未来の飛行機設計についても考えます。 |