県立近代美術館を
新しい角度から眺めてみる
(5回連続講座)
新潟県立近代美術館が長岡に誕生して25年余り。開催する展覧会や教育普及活動は、少しずつ変貌を遂げています。それは美術館を取り巻く環境や求められるものが変わってきたからに他なりません。近代美術館の今を新たな角度から紹介します。
講座紹介
受講料 | 3,000円 |
定 員 | 20名(先着) 50名(先着) ※定員を拡大しました |
申 込 | 講座は終了いたしました。 |
①絵画の見方-人はどのように立体感を表現してきたか-
日 時 | 2019年6月12日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡造形大学 教授 石原宏 |
内 容 |
絵を見ると「本物みたい」、「写実的」ということがあります。本物のように見える理由のひとつは立体感です。描かれているものに影があり、奥行きや距離感を感じるから立体的に見えるのでしょう。西欧の有名な作品と近代美術館が所蔵する作品を取り上げながら、立体表現の歴史を紹介します。 |
②学芸員が選ぶ!おススメの美術館
日 時 | 2019年6月19日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 新潟県立近代美術館 主任学芸員 濱田真由美 |
内 容 |
美術館を訪れる楽しみは、素晴らしい美術品を観ることはもちろんですが、その建築やイベントなど、美術品以外のさまざまな要素にもあります。大きな美術館の華やかな特別展とは違った、独自の魅力を持った国内外でおススメの美術館を紹介します。 |
③今日の「美術館」に関わるいくつかの事情
日 時 | 2019年6月26日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 新潟県立近代美術館 学芸課長 藤田裕彦 |
内 容 |
近代美術館は、「美術品を鑑賞する場所」というかつての美術館の役割を満たすだけでは成り立たない時代になってきました。これまでの美術館の役割や歴史を踏まえながら、現在の近代美術館の姿とその未来について紹介します。 |
④近代美術館の改修の秘密
日 時 | 2019年7月3日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 新潟県立近代美術館 学芸員 松矢国憲 |
内 容 |
近代美術館は、開館以来初めての改修を行っています。一見すると外見上の変化はほとんどありません。しかし、美術館にとってとても大切なことを行っているのです。この改修で何が変わるのかを具体的に紹介します。作品以外にも美術館の見どころが増えるかもしれませんよ。 |
⑤鑑賞ってムズカシイ?-美術館の教育普及-
日 時 | 2019年7月10日(水)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 新潟県立近代美術館 学芸課長代理 宮下東子 |
内 容 |
「知識がないから」「見方がわからないから」といって、美術館は敷居が高いと感じている人、いますよね。その敷居を低くするのが教育普及(ミュージアムエデュケーター)の役目です。鑑賞は楽しいものです。ミュージアムエデュケーターの役割と鑑賞の楽しさをご案内します。 |