まちキャンでまなぶ
長岡のまちづくり・ひとづくりの根底にある「米百俵の精神」の教育哲学を学ぶとともに、長岡人であることに誇りを持ち、これから「米百俵の精神」をどう生かしていくかを、それぞれの立場で考える。
今回は、「藩校教育が現代にどのように根づいているのか」をテーマに、特徴的な教育を行ってきた他藩と比較することで、長岡藩の教育の特徴を明らかにする。
受講料 | 4回で2,000円 |
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定員 | 30名(先着) |
申 込 | 講座は終了いたしました。 |
その他 | チラシはこちら(PDF 1,776KB) |
日 時 | 2017年10月29日(日)14:00~15:30 |
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場 所 | まちなかキャンパス長岡4F 交流広場 |
講 師 | 河井継之助記念館 館長 稲川明雄 |
内 容 | |
長岡藩校崇徳館は文化5年に開校しました。古義学から始まり、徂徠学、朱子学と変遷しますが、多様な学問を取り入れ、多くの学派が同居していました。洋学への関心も含め、長岡藩学のあり方が、のちの米百俵の精神でどう確立してゆくかをお話しします。人を育てる学問とは何かを考えてみましょう。 |
日 時 | 2017年11月5日(日)14:00~15:30 |
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場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 会津歴史考房 主宰 野口信一 |
内 容 | |
会津藩校日新館は、文武両道の教育が特徴です。飛び級制や留学制度を導入し、多くの有能な人材を生み出しました。さらに、入学前の子どもたちも、地域ごとのグループ「什」において、遊びの内に社会人としての基本を習ったのです。現在、会津若松市で取り組んでいる青少年教育についてもご紹介します。 |
日 時 | 2017年11月12日(日)14:00~15:30 |
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場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 公益財団法人致道博物館 館長 酒井忠久 |
内 容 | |
庄内藩校致道館の特色は「天性重視個性伸長」と「自学自習」、「会業の重視」にあります。小学校には担任教師がいますが、中学校以上になると小集団での討議が中心でした。教え過ぎにならぬよう、互いに討論して疑問を明らかにしながら理解を深めようとする、徂徠学に基づいた教育についてお話しします。 |
日 時 | 2017年11月19日(日)14:00~15:30 |
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場 所 | まちなかキャンパス長岡4F 交流広場 |
講 師 | 萩博物館 特別学芸員 一坂太郎 |
内 容 | |
本州最西端に位置する長州藩から、なぜ人材が輩出したのでしょうか。長州藩校明倫館は、幕末の嘉永2年に拡大移転されました。また、藩校教育という本流からはみ出した、傍流とも言うべき嚶鳴社や、松下村塾、奇兵隊など、見るべきものがたくさんあるところです。 |
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