雪と暮らす(5回連続講座)
新潟と雪は切っても切れない関係にあります。この逃れられない自然現象は、時に災害という形で襲いかかることもありますが、恩恵をもたらしてくれることもあるのです。毎年必ず訪れるこの「お客様」を、しっかり準備して迎え、楽しめるようになりましょう。講座の後には、雪が降るのが楽しみになるはずです。
講座紹介
受講料 | 3,000円 |
定 員 | 30名(先着) |
申 込 | 講座は終了いたしました。 |
①雪と暮らすということ。
日 時 | 2016年5月13日(金)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 長岡技術科学大学 教授 上村靖司 |
内 容 |
お客様をお招きするには、まずどんな人なのか知ることから始めなければいけません。まず、雪と暮らすメリットとデメリットは何なのでしょうか。雪をプラスと捉えるか、マイナスと捉えるかで、付き合い方も変わってきます。ガイダンス的なお話を聴いて、イメージを膨らませてみましょう。 |
②雪に備える。
日 時 | 2016年5月20日(金)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 雪氷防災研究センター センター長 上石勲 |
内 容 |
雪との付き合い方の一つに、「克雪」という考え方があります。新潟県で発生する雪害の発生状況について、いくつか事例をご紹介します。さらに、雪と氷の性質、雪害対策の種類や特徴など、過去の歴史から最先端の技術まで、隅々まで"ゆき"届いたお話を伺いましょう。 |
③雪への備え方を見に行く。
日 時 | 2016年5月21日(土)9:00~12:00 |
場 所 | 雪氷防災研究センター【長岡市栖吉町前山187-16】 |
講 師 | 雪氷防災研究センター センター長 上石勲 |
内 容 |
雪氷による災害を防ぎ、減らすために作られた雪氷防災センター。その施設を見学し、雪氷の観測や予測などの最先端の技術に触れてみましょう。また、山古志地域をはじめ、山間部の雪崩などの雪氷災害対策も見て、身近にある雪氷対策や新しい雪害対策技術について学びましょう。 |
現地見学(バスで移動)
※雪氷防災センター→栃尾→山古志
④雪と上手に付き合う。
日 時 | 2016年5月27日(金)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡3F 301会議室 |
講 師 | 公益財団法人 雪だるま財団 チーフスノーマン 伊藤親臣 |
内 容 |
雪は何色か知っていますか?身近にある雪でも、知っているようで意外と知らないことがあります。雪の利用=利雪(りせつ)もその一つです。雪をどう活用して、どのように付き合っていくとよいのかを、映像を交えてお話しします。 |
⑤雪との付き合い方を見に行く。
日 時 | 2016年5月28日(土)9:00~15:30 |
場 所 | 【主に魚沼地方】 |
講 師 | 公益財団法人 雪だるま財団 チーフスノーマン 伊藤親臣 |
持ち物 | 温かい服装、長靴、雨具 ※昼食代は各自でご負担ください(1,000円程度)。 |
内 容 |
先人の知恵には驚かされることが多く、「雪室」もその一つです。新潟県内の雪冷房・雪冷蔵施設を見学します。特に、近代的によみがえった雪室と、先進的で大規模な省エネ型の米貯蔵施設や酒蔵などは必見です。これからの雪国のモデルとなる施設を見学して、雪の活用法を学びましょう。 |
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・現地見学(バスで移動)
◎八海山の社員食堂で昼食(1,000円程度)
※大沢加工→JA北魚沼→しいたけハウス→八海山雪室