長岡の昭和30年代史(5回連続講座)
昭和30年代は、高度成長期のなか、大きな災害があったり、市町村合併が進んだりと、激動の時代だったのではないでしょうか。体験者の話やさまざまな資料を通して、当時の市政や市民の暮らしの変化を探ります。この時代を知ることは、きっと将来のまちづくりのヒントになるでしょう。
講座紹介
受講料 | 3,000円 |
定 員 | 30名(先着) |
申 込 | 講座は終了いたしました。 |
①内山・上村市政の思い出
日 時 | 2015年5月25日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 前長岡市政100年のあゆみ編集委員会副委員長 関哲生 長岡市立中央図書館 館長 金垣孝二 |
内 容 |
昭和30年1月の市長選挙で松田弘俊を破り、内山由蔵が第10代の長岡市長に就任しました。それから昭和37年12月の辞任までの約7年間の激動の内山市政と、その後の4年間の上村市政の出来事を、当時の関係者から話を伺いながら、ひもといていきます。 |
②36・38豪雪とその時代-雪害の克服をめざして-
日 時 | 2015年6月1日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 新潟県立歴史博物館 主任研究員 田邊幹 |
内 容 |
昭和30年代後半、36・38豪雪という歴史上よく知られている豪雪による災害が発生しました。この災害とその後に普及した消雪パイプを、社会の状況・歴史的背景から読み解き、人びとがどのように雪と向き合い、克服しようとしてきたのかを探ります。 |
③まちなかの文化史をさぐる-印刷・出版でひもとく戦後の市民活動-
日 時 | 2015年6月8日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 長岡市立中央図書館 文書資料室 室長 田中洋史 |
内 容 |
昭和30年代に始まった長岡市史編さん事業は、財政的な理由などで本編の刊行に至りませんでした。この事業が各種団体の活動や刊行物にどのような影響を与えたのか、市役所・互尊文庫・厚生会館などを舞台にした文化活動の軌跡をたどりながら、長岡人の歴史好きな気質の一端を考えます。 |
④関原町と長岡市の合併から見えるもの
日 時 | 2015年6月22日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 関原歴史研究会 会長 林曻 |
内 容 |
昭和28年に市町村合併促進法が施行され、六か町村案(関原町、日越村、日吉村、宮本村、大積村、王寺川村)の協議が始まりました。関原町と長岡市の合併の動きを中心に、現在の長岡市域の合併の状況も含め、その実像に迫ります。 |
⑤新聞記事が語る長岡の世相
日 時 | 2015年6月29日(月)19:00~20:30 |
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 長岡市立中央図書館 館長 金垣孝二 |
内 容 |
高度経済成長によって、中心部への人口の流出、農家の兼業化などが進みました。市民の所得も増加し、家庭には電化製品が普及するなど、生活にゆとりが生まれました。統計資料や新聞記事から、当時の長岡の姿を振り返ります。 |