まちキャンでまなぶ
日本彫刻史の古典「飛鳥~平安時代の仏像・神像」の名品を取り上げ、その魅力に迫ります。基礎知識を学び、ワンランク上の見方ができるようになると、仏像鑑賞・神像鑑賞の楽しさも倍増することでしょう。4月以降に開催される企画展の見所についても、随時ご紹介します。
受講料 | 3,000円 |
---|---|
定 員 | 30名(先着) |
申 込 | 講座は終了いたしました。 |
日 時 | 2015年4月10日(金)19:00~20:30 |
---|---|
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 新潟産業大学 教授 片岡直樹 |
内 容 | |
飛鳥時代は日本に仏教が伝わった6世紀半ば頃から7世紀半ば頃までの時代です。飛鳥の地では蘇我馬子によって日本初の本格的仏教寺院・飛鳥寺がつくられ、ついで斑鳩の地では聖徳太子によって有名な法隆寺が建てられました。飛鳥寺・法隆寺の仏像のほか日本で最も古い時代の仏像を取り上げます。 |
日 時 | 2015年4月17日(金)19:00~20:30 |
---|---|
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 新潟産業大学 教授 片岡直樹 |
内 容 | |
白鳳時代は7世紀半ば頃から710年の平城京遷都までの時代をいいます。天武天皇や持統天皇の時代です。この時代には初めて天皇によって寺院が建立される一方で、仏教文化が徐々に地方へも伝わっていきました。白鳳仏の名品を鑑賞するとともに、中国・朝鮮文化との関わりについても考えてみましょう。 |
日 時 | 2015年4月24日(金)19:00~20:30 |
---|---|
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 新潟産業大学 教授 片岡直樹 |
内 容 | |
天平時代は710年から794年の平安京遷都までの時代です。奈良の都・平城京では仏教文化の華が咲き誇り、聖武天皇によって東大寺と大仏が、唐僧・鑑真によって唐招提寺が建てられました。興福寺の阿修羅像もこの時代の作品です。薬師寺・興福寺・東大寺・唐招提寺に伝わる天平彫刻の精華を取り上げます。 |
日 時 | 2015年5月1日(金)19:00~20:30 |
---|---|
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 新潟産業大学 教授 片岡直樹 |
内 容 | |
平安時代は794年から12世紀末までの時代です。9世紀初頭には最澄と空海によって密教が伝えられ、新しいタイプの尊像がつくられました。1053年に完成した京都・平等院鳳凰堂はこの世における阿弥陀浄土そのものです。この時代を大きく前期・後期に分け、各時期を代表する仏像を鑑賞することにしましょう。 |
日 時 | 2015年5月8日(金)19:00~20:30 |
---|---|
場 所 | まちなかキャンパス長岡 301会議室 |
講 師 | 東北芸術工科大学 教授 長坂一郎 |
内 容 | |
8世紀にはじまる神仏習合の風潮のなかで、日本古来の神々の姿が彫刻や絵画としてあらわされるようになります。神像研究の第一人者をゲストにお招きし、日本の風土と信仰に根ざした神像の魅力をたっぷりと語っていただきます。まとめて取り上げられることの少ない神像についての必聴の講座です。 |
ホーム > まちキャンでまなぶ > 平成27年度 講座一覧 > 日本古代の仏像・神像